LCCで沖縄を往復した (2017年18日~21日)


DSCN7368

LCC(格安航空会社)のひとつ、「ピーチ」を使って沖縄を往復した。LCCは初めてで、いろいろ分かったことがあった。備忘録のつもりでメモを残す。

今は那覇に済んで50年近くになる、大学・大学院と一緒だった長年の友人のOが体調を崩し、それが少し深刻だったので、様子を見たくて沖縄に行ったのだが、病気の方はたいしたことなく、ともかく安心して帰ることができた。

LCCで関西空港から那覇を往復すると、費用は15,000円ほど。安いとは聞いていたがネットで見てこんなに安いのか、と言うのが第一印象であった。もちろん安いのにはワケがあり、まず、普通の飛行機で出るサービス類は一切出ない。欲しければすべて有料。水一杯でも、である。省力化がすなわち格安になっているので、チケットの購入は言うに及ばず、チェックインは自動読み取りのチェックインカウンターで、また変更の場合もネットで行う。

生まれたときからネットの環境にいる世代を「デジタルネイティブ」と言うらしいが、われわれの世代は「デジタル移民」なので、コンピュータになじんでない人にはいろんな手続きを人手抜きでやるのは抵抗があるのでないか、現に那覇の空港で遅延した飛行機のことで係の人に変更はどうするのかと詰め寄っていた60歳代らしきは、「すべて自分でやってください」と言われなんだか困っておられた。

関空発まで;
7月18日、JRで関空に向かう。チェックインは30分前には済ませるようにとあったので1時間半前くらいには着くようにと乗ったサンダーバードであった。それが敦賀を出るときから15分の遅れ、おまけに新大阪でストンと止まる。列車が遅れているので大阪駅に入れない、動いても暑さでレールが変形している可能性があるのでゆっくり走ると言う説明だったが、隣の線の快速は動いている。特急はいつまでたっても動かない。車掌に訊くと隣の線の快速に乗り換えた方がいいと言う。放送して欲しい!

降りて階段を登って隣に行くと、快速は出たところ。10分ほど待って次のに乗る。どんどん時間が過ぎる。大阪駅に着いて、ばたばたして、関空快速を一つ乗り過ごす。また、15分待つ。本当にジリジリと焦る。関空に着いたのは14時50分を回っていた。チェックインの制限時間(15:15)まで25分しかない。

関空の鉄道駅を下りれば、普通は第1ターミナルビルに歩いて行けば(南ウイングと北ウイングと分かれているが)乗れることになるが、LCCの場合、更に第2ターミナルビルまでリムジンバスに乗らなければならない。バス乗り場に急ぐ。背中に小さなバッグ、手に大きくないキャリアーバッグ。走る。

リムジンバスがすぐに出て、3時にはチェックインカウンターに着いた。間に合った。ところが、なんと、ピーチは沖縄行きが30分以上の遅れとある。安心やら、なんやら。しかし、これは後で分かったことだが、発着の遅れはそのことが決まった時点でその都度「ピーチ」のホームページに記載されるようだ。Hはタブレットを持っているが車中ではWiFi環境がなく繋がらないし、第一そのようになっているのも知らなかったので、ただひたすら焦りに焦ってチェックインカウンターまで走った次第である。

LCC専用の第2ターミナルビルから搭乗する場合、まず、チェックインカウンターを通ったあと冷房のほとんど効いていない鉄板の屋根みたいな通路を歩き、飛行機が止まっているところまで空港の中を歩いて行かなければならない。夏はけっこう厳しい。

LCCといっても特別な飛行機があるわけでもなく、座席の間が狭いというような書き込みもあったがそんなことは感じなかったし、乗って下りるまでは、少なくとも国内線の2時間ほどの時間ならなんの不快感もなかった。ごく普通だった。ただし、よく分からずに通路側の座席を指定したら(出る前に自宅から)400円の追加料金になった。帰りは指定せず、そのため窓際の席になった。ホームページを読むと、機械(コンピュータ)が適当に空いている席をあてがうらしい。

那覇空港からはモノレールで出るつもりだったので、着いてすぐ係の人にモノレールの乗り場はどこかと訊いたら、えっというような表情で「まず、リムジンバスで空港まで行ってください」と言われた。那覇空港もLCC専用のビル(元倉庫だった。今は倉庫とLCC発着場の兼用ビル)があり、われわれはそこに着いたのである。関空と同じようにリムジンバスに乗って普通の空港まで行く。

つまり、飛んでいる時間に差はないが、乗り込むまでと下りてから、余分な時間がかかるのである。安いから仕方ない。

那覇空港から:
帰りの7月21日、台風10号の直撃予想でもう前日から遅延が決まっていた。ホームページを見ると13時発が15時30分とでている。この時間ならなんとかこの日のうちに自宅まで帰れそうだ。ともかく早いうちに行けば安心とお昼間に着くように空港に向かう。台風はほとんど影響ない、こんなのなら飛んで欲しいというくらいの天気である。

空港で「ピーチ」のホームページを見ると、15:30から18:00に延びている。夕方6時に出ると関空に8時。空港はWiFiが繋がるので、列車の乗り継ぎ時間を調べる。なんとかギリギリ近江今津にまで帰れそうである。迎えに来てもらおうと家に電話する。「行くよ」と返信がありホットとする。

18時発なので、LCC専用ターミナルに行くリムジンバスも4時から動くとバス停に掲示がある。まだ4時間以上ある。ともかく昼飯。読み続けていた小説を読了したのが3時。バス停に様子を見に行くとなんと長蛇の列。まだ1時間もあるのに。その後も倍ほどの長さの列ができて、これでは出発に間に合うのかと思えるほどの長さだった。

4時になり、リムジンバスが来る。多分中国からと思われる家族旅行のひとたちが、大きな荷物を複数個もち、子どもも抱え、バスに乗らなければならず、乗るのに時間がかかるわ、入る人数は少ないわ、出発は遅れるわ、でどうなることかと思っていたが、LCCターミナル(荷物ターミナル)に4時半までに着きこれで安心。

結局6時発が6時40分発まで延びてその日のうちには家に帰れず京都で一泊となった。6時発が6時40分になったのは、関空から来る飛行機が遅れたのと、那覇空港での発着が国際線優先で(という説明だったが、どこの空港でもそうなのだと思う)、機内に入れる準備が整ったのに、駐機しているところまで乗客が歩いて行けなかったからである。

ともかくLCCは安い分時間遅れがいろんな事情で生じるが、まあ、このことを覚悟して利用すれば良いのでないか。国内線ならこれからも使いたい。

最後に、那覇空港のLCC待合室の写真

DSCN7384



Author

早川 博信

早川 博信

 

一念発起のホームページ開設です。なぜか、プロフィールにその詳細があります。カテゴリは様々ですが、楽しんでもらえればハッピーです。


LCCで沖縄を往復した (2017年18日~21日)」への2件のフィードバック

  1. 鈴木

    この間、沢登りしていた思ったら、那覇、走りつづけるいますね。
    Oの病気、それほどでもなかったようで安心です。
    小生にはLCCに乗れそうではないですね。
    by suzuki

    返信
    1. 早川 博信早川 博信 投稿作成者

      たしかにあれは体力勝負の乗り物のような気がする。(国際線は止めた方が良いというひともいる)特に、なにか遅延するような状況が生じた場合は大変だと思う。普通の時なら、まあ、安くて良いわ、という感じで終わるけれど。

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>