本書はタイトルから通俗的に想像されるような料理本でも行儀作法の本でもない。「はじめに」と「おわりに」をふくめて17の異なる物語はページ数にして10から25ページだが、いずれも上質の短編小説のようであった。また、本書は、こ…続きを読む

中村安希『もてなし と ごちそう』(大和書房、2020年9月)
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本書はタイトルから通俗的に想像されるような料理本でも行儀作法の本でもない。「はじめに」と「おわりに」をふくめて17の異なる物語はページ数にして10から25ページだが、いずれも上質の短編小説のようであった。また、本書は、こ…続きを読む