大麦を初めて作った。できた麦をみて、これらすべてを手で刈るのかと、最初はやる気が起こらないほどであったが、それでも二人で3時間もかからずすべて刈り取ることができた。山を歩いていて遙か遠いところにあるピークにいつまでかかるのかと心配するが、それはそれほどでないのに着いてみて分かるのと、同じであった。ひもでくくって、30束以上か、家に持ち帰り車庫でしばらく乾燥する。2014年6月4日のこと。
穂から実を外す脱穀は実の部分を足で踏んで行った。6月12日~19日。刈った時に混じったカラスノエンドの黒い実やその他のゴミといったもの混じるので、それらは水洗で取り除いた(これは連れ合いがすべてやってくれた)。乾燥して、フライパンで焙煎して麦茶ができあがった。茶色になった大麦の実は少し丸くなっていた。
麦茶を煎れる。これがとても旨いのである。野菜もそうだが、売っているものと比べ、我が家でできたものがなぜこれほど旨いのか、不思議に思うほどのうまさである。