2021年11月5日、葛川中村~八丁平~峰床山~鎌倉山~坊村


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6年ぶりの八丁平と峰床山であった。紅葉には少し遅く、かつてとれたナメコはどこにもなかったが、とても楽しい山行だった。同行は同じ山岳会のKさんとMさん、どちらも70うん歳だが、とてもお元気で長く一緒に山に行っているので、実力、体力、気心とも分かっている。このような人と行く山は安心できて楽しい。

天気予報は悪くないのに、朝から雨が降っている。雨の中、集合場所の熊川宿駐車場で待つ。約束の8時に福井から二人がやってきた。Hの車に3人乗って滋賀の坊村駐車場に向かう。着いてもまだ雨が降っている。ここから鎌倉山(951m)に上り、八丁平-峰床山(970m)の計画だったが、ここで雨の止むのを待つより登山口を変更して逆回りにしようとなり、葛川中小学校の方に移動する。

学校脇の林道を少しだけ上り車を止める。その先に橋があるがそこから通行止めになっていた。橋の手前の杉の下に車を止めた。9時5分、車が通れそうな林道を歩き始める。雨は上がり、空は明るくなってきた。青空が少し広がってきた。林道脇の谷が美しい。水が澄んでいる。

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9時40分、二股に着く。谷を渡るようにと赤いテープが道の直ぐ横に付いている。

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二股から中村乗越までの登山道は谷を何度も渡らなければならない、気の抜けない道だ。ロープが何カ所も設置されている。かつての炭焼き釜のあとをいくつも見る。

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休憩時にバナナをいただいたが、目下食事制限の身、全部食べられない。半分だけもらった。しかし、今日は食事制限を厳密に守っていては身が持たない。腹が減って力が出ない。このあと、デンプン質とタンパク質は制限を無視して食べていた。

八丁平と中村の方向を示す標識があり、ここから乗越まで急登になる。20分程上り中村乗越に着いた。この下が八丁平だ。紅葉は少しおそい感じだが美しい。

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7 810分程で「京都の自然百選 八丁平」の標識のある高層湿原・八丁平に下りた。

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ここに初めて来たのは今から27年前。あのときは、ここからオグロ坂峠を越えて根来坂峠を越えて下根来まで、鯖街道を歩いた。

八丁平をぐるりと巡り、峰床山に着く。11時45だった。細かい雨が降ってきてみんな心細くなる。弱気になってくる。細い雨なので山頂から少し下がって杉の木の下に移動して昼食を取る。終えたころ雨も上がり、一気に元気になる。心が広がっていくのが分かる。再び山頂に戻り記念撮影。

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12時12分、山頂出発。オグロ坂峠まで下り、鎌倉山経由で坊村までの道を取る。

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昭文社の地図に「迷う」と書かれている、オグロ坂峠から鎌倉山までの尾根で、案の定、迷った。案内してくれるようにずっと適切な位置に付いていた赤いテープが見えなくなり、おかしいと思ったら迷っていた。今はお二人のGPS に頼って、少し引き返し元の尾根に戻る。このあたりの紅葉は素敵だ。

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時々GPSのお世話になりコースを修正しながら、オグロ坂峠から鎌倉山まで、上ったり下ったりの道で、鎌倉山に13時53分に着いた。このルートは登りも下りも同じ時間になっている。

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鎌倉山からの下りは緩やかに一方的に降りるだけ。気持ち良い尾根歩きだった。

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14時45分、林道に出た。しばらく林道を行くと再び登山道に入り、この道が最後は転げ落ちる程の急傾斜の道になり、「城の鼻」から一気に下りて坊村の駐車場の直ぐ近くに出た。駐車場に15時6分に着く。ここから朝車を置いたところまで国道367号を歩いた。歩道を歩いたが、脇を車がすごいスピードで走り抜けていく。歩いているとそのことを本当に生々しく感じる。15時30分、車のところに戻った。

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Author

早川 博信

早川 博信

 

一念発起のホームページ開設です。なぜか、プロフィールにその詳細があります。カテゴリは様々ですが、楽しんでもらえればハッピーです。


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