今年の秋、福井市を会場に福井県民登山大会が開催されます。福井山岳会が担当することになりました。増永会長のもと、会員一同がその準備に携わっています。
2013年5月12日、3回目の整備作業を行いました。参加者は会長以下8名です。
コースの概要を説明します。
福井市一乗谷の朝倉氏遺跡に集合したあと、バスで浄教寺町の奥まで入ります。ここからかつて砥石を切り出した跡(露天掘り)をまず見に行きます。その後、西に向かって尾根をとって砥山(465m)へ。金谷峠までは気持ちのいい尾根を行き金谷峠で休憩。お地蔵さまがいらっしゃいます。さらに西に進み、三峰城山(404m)まで。ここまで来るとすばらしい展望が待っています。三峰城山から東に戻って鹿俣町に下ります。ここからはウォーキングで朝の集合場所へ。
5月12日の整備作業の様子
上の2枚の写真は砥石の切り出し跡。露天掘りです。昭和30年ごろまで盛んに出されていました。当時のトロッコの車輪やレールが赤くさびたまま残っています。
登山道整備なので、草を刈ったり、木を切ったり、ロープを固定したりしました。
途中、熊が木に付けた爪痕や、イノシシの濡場(ぬたば、ダニを捕るための地面を掘り下げて雨水をためたバスタブ)など目にしました。
二つ目のピークであり、最後の目的地である三峰城山は最高の展望が広がったところです。
(ここの写真はありません。秋の登山大会を楽しんでいただくため割愛です)