取立山、2018年4月12日


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4月初めのこの時期、取立山の山頂は真っ白の白山を眺めるのに絶好の地点で、天気予報を見ながら行く日を考えていた。

4月12日、山岳会のMさん、KさんとHの3人で行くことが決まった。6時半集合が約束だったが、いつも時間前に来るMさんが一向に来ないので電話すると「ああ、今日は行けなくなった」と返事。われわれに連絡するのを忘れていたのか、突然用事ができたのか、ともかく二人で行くこととなった。

取立山の、国道157号線脇の駐車場に7時半頃着く。曇り空からわずかに小雨、やむまで少し待つ。上の駐車場に至る道の入口に「進入禁止」の立て看板があるので、道はきれいに除雪されているが、正直に看板に従ってここから歩き始めた。30分ほど歩いても除雪は続き、どこまでこのきれいな道が続いているのか、これはもったいないと、Hが下りて車を取りに行き、Kさんを拾って車で上る。

正解だった。道はほとんど上の駐車場近くまで開いていた。終点の雪の壁のところに車を駐めて、歩き始める。8時33分。無雪期の駐車場にすぐ着く。アイゼンをつける。登山道が雪で隠れていて、しかもガスが濃く道がよく分からず、しばらく雪の上を歩いていたが、どうも左に来すぎたのでないかと話しあい、右手の斜面に入る。

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雪は消え藪に突入する。厳しい藪。それも登りなので、本当に嫌気がさしてくる。藪の中でときどきアイゼンバンドの止めが外れる。1時間半ほど藪をこいで、やっと雪の残った登山道が左に見え、藪から出られた。まったく!取立山も道を外れると藪が激しいことを(当たり前のことだが)今更ながら気づく。それと、登山道の雪は長く残るのに藪の雪は早く溶けるのも思い知る。

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あとは雪の道をたどるだけ。天気予報は午後から晴れると行っていたがその通りで一向に青空が現れない。頂上直前の細い尾根で青空が出た。雲の影が雪面を走る。11時に山頂到着。残念ながら正面にどーんとした白山を見たかったのに雲がかかって全部を見ることができなかった。

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昼食をとる。加越国境を板取の頭に向けて歩く。頂上から一気に下りてそれからのんびりとした歩き。目的の白山はなかなか全容を表さない。残念なのでしばらく居ようとKさんに言うが用事がありあまり遅くまでいられないと。そこをなんとか伸ばして12時半まで山に居た。真っ青な空をバックに白山、当初予定していた姿は見られずに下りることになった。登り2時間半、ぶらぶら1時間半、下り1時間。2時半に下に着いた。

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(右の雲の下に白山のピーク、御前峰)

帰りの道で「みちのく福寿草」の群生地できれいに咲いた花を見た。「水芭蕉」で風呂に入り、福井へ。

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本日の間違ったところは下記のようでないかと思う。
取立山(2018年4月12日)



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早川 博信

早川 博信

 

一念発起のホームページ開設です。なぜか、プロフィールにその詳細があります。カテゴリは様々ですが、楽しんでもらえればハッピーです。


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